ランクルのタイプ

トヨタのランドクルーザーシリーズは、
「キング・オブ・４ＷＤ」の名を不動のものとして、
その長い歴史において、様々な人気モデルが販売されています。
フルモデルチェンジされた２００系の新車はもちろんのこと、
中古車市場でどのモデルも高い人気を維持し続けています。

大きく分けてランドクルーザーには３つのタイプが存在します。
ひとつが「７０」（ナナマル）系と呼ばれ、
基本的に昔からの良い伝統を受け継ぐ末裔で、
オフロードのヘビーデューティなタイプであります。
２つ目は９年振りにフルモデルチェンジされた２００系で、
ランドクルーザーの中で最も大きく一番高級なＳＵＶです。
３つ目に、ランドクルーザープラドがあります。
プラド誕生はもともと７０系を基本に、
オンロードでも走り易いワゴンの性質をもって登場しました。
ハイラックスサーフとシャシーを共用する乗用専用のＳＵＶで、
その分用途も広がりファンも多く、
街中でも沢山走っているのを見かけます。
既に基本の７０系の面影はありませんが、
家族を乗せて走れる高級ＳＵＶとして活躍をしています。

ランドクルーザープラドは、
トヨタＳＵＶの中での位置付けとして、
三菱のパジェロに競合するに価し、
ヨーロッパＳＵＶ専門メーカーのランドローバーで例えると、
７０はディフェンダー、
プラドはディスカバリーに価するのではないでしょうか。